マヌカハニー MGOやUMF以外の効能値もある? 「NPA」や「TA」「K Factor」って?

マヌカハニーには、政府公認のMGOやUMF以外にも「NPA」や「TA」「K Factor」と効能値のようなアルファベットが書かれている商品があります。これらのアルファベットもマヌカハニーの効能を示すものなのでしょうか?また、そうだとしたら「NPA」や「TA」、K Factor」は効能として信頼できるものなのでしょうか?

ねえねえ、みっちゃん。 こないだMGOとかUMFの効能値っていうのを教えてもらったじゃない?それって他のアルファベットもあるの? なんかビンに違うアルファベットが書いてあって…。

 

 

ハルカちゃん、よく見つけたわね! そうよ、他にも「NPA」や「TA」、「K Factor」っていうのがあるの。今日はそれについて説明してみるね。

 

 

「NPA」や「TA」「K Factor」って?

健康と美容に優れた効果や効能を持つ“奇跡のはちみつ”こと「マヌカハニー」は、灌木種の1種であるフトモモ科の常緑低木「マヌカ」の花蜜をみつばちが集めることで作られるはちみつです。

 

マヌカの木は、ニュージーランドならびにオーストラリア南東部に自生しているのですが、オーストラリアに自生しているマヌカは非常に少ないため、マヌカハニーの生産が出来ず、市場に出回っているほぼ100%がニュージーランド産です。

 

しかし、ここ数年、世界各国でセレブや健康志向の方を中心にスーパーフードブームが巻き起こっており、栄養バランスに優れ、料理の食材と健康食品としての用途を併せ持つ「マヌカハニー」も注目を集めるようになりました。

 

ですが、マヌカハニーの採取期間は非常に短く、グレードの高いものはごくわずかしか採ることが出来ません。

 

そこで、ニュージーランド政府は、マヌカハニーに「UMF」や「MGO」などのグレードをラベルに表記し、マヌカハニーのグレード偽装や偽物が出回るのを防いでいます。

 

また、最近では、「NPA」や「TA」、「K Factor」といったグレードも登場しており、マヌカハニーの偽物や偽装の予防に一躍買っています。

 

そこで、今回は、マヌカハニーのグレード「NPA」・「TA」・「K Facter」についてご説明しますね!

 

 

マヌカハニーのグレード「NPA」とは?

 

マヌカハニーのグレード「NPA」とは、「Non-Peroxide Activity」の略称であり、マヌカハニーに含有されている抗菌成分「食品メチルグリオキサール」のことを指します。

 

NPA規格は、ニュージーランド政府が認定しているUMF規格と同様の検査を行っているため、UMFマークと同等の効果を得ることができます。

 

ただ、NPA規格はUMF協会に加盟していなくてもラベルに表記することができますので、マヌカハニー生産者にとっては認証にかかるコストや手間を削減することができ、消費者は比較的安価にマヌカハニーを購入することができるというメリットがあります。

 

ですが、NPAはUMFとは異なり、市場での監視や品質検査などが一切行われないというデメリットがあります。

 

NPA規格のマヌカハニーを購入する際は、UMF規格同様、数値が高ければ高いほど食品メチルグリオキサールの密度が高くなっておりますので、数値の高いものを購入するようにしましょう。

 

 

マヌカハニーのグレード「TA」とは?

 

マヌカハニーのグレード「TA」とは、「トータル・アクティビティ検査」の略称です。

 

トータル・アクティビティ検査とは、マヌカハニーだけではなく、様々なはちみつにも用いられている検査方法であり、マヌカハニーとほぼ同じ抗菌力を持つオーストラリア産のジャラハニーなどが含有されている抗菌成分の検査を受ける際はこちらの方法を用いて行われています。

 

UMFは、はちみつに含まれる抗菌成分「過酸化水素」を取り除いた後にマヌカハニー独自の抗菌成分「食品メチルグリオキサール」のみを調べる検査なのですが、TAは過酸化水素と食品メチルグリオキサール2つを合わせた殺菌力の検査となっています。

 

もし、マヌカハニーに含まれる抗菌力がMGO10+で過酸化水素 (HP)が10+だった場合、UMF規格ではMGOのみを表すグレードですので、ラベルには「10+」と表記されるのですが、TA規格の場合、MGOとHPの抗菌力を足した数値を表すため、10+10で「20+」となり、ラベルに表記されます。

 

この検査方法の良い点は、マヌカハニーだけではなく、全てのはちみつに含まれている抗菌成分を一目で確認できるところですが、反対にマヌカハニー独自の抗菌活性力を期待されている方にとっては、たいへん紛らわしい表示となっており、たとえラベルに「20+」と表示されていたとしても、含有されている食品メチルグリオキサールが少量しか含まれていないということも多々あります。

 

TA規格のマヌカハニーを購入する際は、注意しましょう。

 

マヌカハニーのグレード「K Factor」とは?

 

マヌカハニーのグレードに「K Factor」というものがあります。

 

このグレードは、UMFやMGOなどとは異なり、マヌカハニーブランド「Wedderspoon (ウィダースプーン)」独自の指数であり、マヌカハニーの花粉数・有効な酵素・抗酸化成分・植物科学構成要素などを総合的に評価したものです。

 

TAとよく似ているのですが、K Factorの方が煩雑なものになっています。

 

K Factorは、ウィダースプーン社独自のグレードですので、他社メーカーとの比較には用いることが出来ず、マヌカハニー独自の抗菌成分「食品メチルグリオキサール」の含有量を知ることもできません。

 

そのため、マヌカハニーの優れた抗菌作用を目的に購入を検討されている方は、このグレードが表示されているマヌカハニーの購入は控えた方が良いでしょう。

 

ふーん、このアルファベットたちも効能を示すものだったんだねー!

ふーん、このアルファ

そうよ、これらもきちんとした裏付けされた表示のようだけど、「UMF」や「MGO」よりは少し信頼度が低くなっちゃう要素が多いみたいだよね。ハルカちゃんのおかげで私も勉強できたわー、ありがとう♪

 

マヌカハニーのグレードには、ニュージーランド政府認定の規格とそれ以外の規格の2種類あり、マヌカハニーを賢く購入するならば、「NPA」「TA」「K Factor」といったその他の規格も信頼できないグレードではありませんが、メチルグリオキサールが少しだったり、含有量がわからないものもあったりと、抗菌作用を目的に購入する場合は、少し不安要素が多いみたい。

 

マヌカハニーを購入する場合は、ニュージーランド政府が正式に認定している「UMF」「MGO」「MGS」の3つを基準にするのがオススメです。

 

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