マヌカハニーのビンにはUMFやMGOっていうアルファベットと数字が書かれているものがあります。
多分マヌカハニーの何かをあらわすものだとは思うんだけど、じゃあいったい何?
そしてその数字の大きさやマークで何か違ってくるんでしょうか?
みっちゃん、お疲れー。

あら、なんでもいいと思ってマヌカハニーを買ってみたらバッタもんをつかんだハルカちゃんじゃない?どしたの?

ちょ!バッタもんをつかんだは余計だけど、そのことで聞きたいのよね。
そもそもさ、どんなものが品質の高いマヌカハニーなわけ?

はいはい、そういうことね。 簡単にいうと純粋なマヌカハニーってこと。
そもそもマヌカハニー自体が決まった場所でしか採れないものだからレアなんだよね。
だけどレアだから在庫が無くなったり、安く流通させられなかったりで、純粋なもの以外のもの、つまり混ざりものだったり、少ししかマヌカハニーが入っていないものが売られてることもあるのよ。


マヌカハニーにはね、効能値っていうのがあるのよ。 ほら、ビンをみて、何やらアルファベットとか数字が表記されてるでしょ。

うん。謎のアルファベットだねえ。

だよね。 じゃあ、今回はそれを説明していくねー。

さてさて、ハルカちゃんの質問を受けて今回は効能値の説明をしていきたいと思います♪
スーパーフードのひとつとして、世界各国で注目を集めている“奇跡のはちみつ”こと「マヌカハニー」は、ニュージーランドならびにオーストラリア南東部を原産とするフトモモ科の常緑低木「マヌカ」から採取されるはちみつです。
でも、マヌカハニーは、1年に1ヶ月間しか採取することができないうえ、オーストラリアに自生しているマヌカの木は非常に少ないので、マヌカハニーの生産のほぼ100%がニュージーランドで行われているんです。
「採取できる期間が限られている」
「採取される場所が限られている」
とういう理由で稀少なはちみつになってるワケです。
そんなマヌカハニーは、エグモントハニー、マヌカヘルス、ワトソン、コンビタ、ハニーバレーなど様々なメーカーから発売されており、「UMF ○+」や「MGO ○+」など見たことの無い英語や数値が書かれています。今回のハルカちゃんの質問はまさにこれのことなんです。
この英語や数値はいったい何を示しており、どういった意味を持つのか気になりますよね。
そこで、今回はマヌカハニーの主な効能値である「UMF」と「MGO」について説明していきたいと思います♪
マヌカハニーの「UMF」とは?
マヌカハニーのラベルに表示されている「UMF」とは、マヌカハニーの抗菌作用を数値化したもので、ニュージーランドの養蜂関連団体「UMF協会」に加盟するマヌカハニーメーカーのうち、同協会が定めている品質基準を満たしたものだけが使用することができるものなんです!
この基準が制定されたのは、1981年にマヌカハニー研究の第一人者であるピーター・モラン博士がマヌカハニーに含まれる抗菌成分の存在を発表したのがきっかけです。
それまでマヌカハニーに含まれる独自の抗菌成分の存在を特定することができなかったのですが、ピーター博士によって、その抗菌成分の存在が明らかとなり、「マヌカハニー独自の要素」という意味を込めて「UMF (ユニーク・マヌカ・ファクター)」と命名したのが始まりです。
その後、ピーター博士を中心にUMF協会の前身となる団体を設立し、1998年にUMFマークを導入、その後UMF協会に加盟するマヌカハニーメーカーで一定の品質基準を満たした商品のみ「UMF」の表示を使用することが認められるようになったんだそう。
UMF表示がされていることによってマヌカハニーが評価される点
- 2015年にニュージーランド政府が正式に認定した標準基準のひとつであること
- UMF協会が第三者視点から厳しく品質をチェックしていること
- マヌカハニー独自の効果や効能について目視できる重要な数値であること
- 異なるメーカーの商品を共通の基準で比較することができること
などが挙げられます。
もちろん、UMF表示が無いからといって、全ての商品の品質が悪かったり、マヌカハニー独自の抗菌が全く含まれていないというわけではないんですけどね。
UMF表示があっても、測定結果には多少の誤差が生じますし、特別な効果の有無や抗菌力の度合などは表示の有無に関わらず、必ず出てきます。
でも、ニュージーランド政府お墨付きであり、生産者ではなく第三者の目で厳重にチェックされているだけでも安心・安全に感じらるし、そのうえ、マヌカハニー独自の効果や効能を判断するための指数として他社メーカーとの比較ができるのは、とても魅力的な情報ですよね。
マヌカハニーの「MGO」とは?
マヌカハニーのラベルで、UMF以外によく見るのは「MGO」です。検査基準がどう違うんでしょう?正確性はどちらが高いのかなどを見てみましょう☆
UMFよりも高い正確性を持つ検査方法
MGOとは、マヌカハニー独自の抗菌作用を示す表示マークであり、UMFよりも高い正確性を持つ検査方法を用いて数値化されていますので、マヌカハニー選びにおける重要な要素となっています。
マヌカハニー選びの重要な要素となっている「MGO (メチルグリオキサール)」は、2008年にドイツにあるドレスデン工科大学のトーマス・ヘンレ教授によって解明されたものであり、現代医学では取り除くことができないと言われる胃腸疾患の原因と言われている「ピロリ菌」を取り除く効果があるとして一躍有名になりました。
そして今では様々な病気への効果が科学的に明らかにされ、MGOを含むマヌカハニーは、アサイーやココナッツオイルと共にスーパーフードとして多くの人々から注目を集めるようになったんです!
MGOマークは、実際にマヌカハニーに含まれている独自の抗菌成分を消費者に分かりやすく数値化したもので、MGO100の場合、1kgあたり100mgのMGOが含まれていることを示しています。
MGO表示がされていることによってマヌカハニーが評価される点
- ニュージーランド政府が公式に認定した表示基準であること
- UMFよりも信頼性の高い検査方法を用いて数値化されていること
- マヌカハニーの効果や効能をより正確に確認することができる
などが挙げられます。
蜜子の豆知識
マヌカハニーに効能値表示がされるようになったワケ マヌカハニーにUMFやMGOなどの表示がなされるようになった理由は、2013年にイギリスで発覚した数値の偽装が理由だと言われており、ニュージーランド政府は、これを受け、2015年に信頼できる3つの表示マーク「UMF」「MGO」「MGS」を正式に認定したんだって!
ハルカちゃんどうだった? 謎のアルファベットがどんなものかはわかったかな?

うん、わかった! そしてなんでもかんでも安いからってむやみに買わないほうがいいかもってのもわかったw
私たちお仕事柄ノドに負担はかけられないから、品質の良いもので早めにケアしたいよね!

数値は効能値というだけあって高ければ高いほうがもちろん良いのですが、びっくりするくらい高価だったり、継続して摂取しようと思っても、レアすぎて在庫切れになっていることもあります。
ですので、マヌカハニー初心者の方や継続して摂取したい方は、自分の体調や状況によって低い数値からはじめてみることをおすすめします。
だからといって、安くて質の悪いものはNG!
蜜子がおすすめするマヌカハニーは「安くて高品質」なものばかりを厳選しています。
ぜひお試ししてみてね!